2018-04-03

十三峠のくねくね道を通勤

ほとんど毎日通る。こんな贅沢な通勤路も他にないな、と思いながら。

植物を勉強すると言うか、馴染む方法は「定点観測」がいい。家から駅までの道、街路樹や庭木をチェック。あるいは、学校の植物とか。


1年間の移り変わりを知りたい。芽が出て花が咲いて、それが枯れてと、一回りで姿がわかる。
1年でわかると言うことではなくて、それを何年か続けると「目ができる」。


毎日「わぁーきれいな、これは」「すごい、抜群やな。」と
ぶつぶつひとり言…

八尾方面から途中「水呑さん」と地元の人が呼ぶ小さな地蔵院がある。

水吞地蔵院。中学時代、トレーニングに家からここまで走った。
八尾から山道を登って行く十三峠までの七、八割あたりのところにある。そして、その水呑さんまであと少しの所に「サンシュユ谷」がある。サンシュユの大群落。
「サンシュユ谷」と勝手に命名。上品な萌黄色のサンシュユの大群落にコブシ、モモ、ヒガンザクラなどが咲き乱れる。絶景。


ブログを始めて、改めて植物をしっかり見ようと心がける。出かけた先でも何かしら「ネタにならないかな、」「写真、写真」と、こんなに写真を毎日たくさん撮るのは初めて。  
発見することが楽しい。

モクレン(紫)とハクモクレンとの交雑種サラサモクレン。その花色は白の花弁にピンクのワインを垂らしたような、と形容される。

奈良から八尾へ、往路。
ハクモクレンと紫モクレンの雑種がある。それはこの何週間か前から、「あそこにあるモクレンは、ムラサキでもないし、かといって白ではない。きっと、交雑するよな。」とこの時点では「サラサモクレン」があることを知らない。そして、後日確認すると、当然品種として存在する。何か、自分が見つけたような気になり得意げで、とてもうれしい。



ぽかぽかとうららかな春の日にチラチラと咲いて、
うす桃色のハラハラと舞う。

えんじ色の新芽と花で
さくら餅に見えた。


花よりだんご。


●サンシュユ(ミズキ科) Cornus officinalis 原産地 中国、朝鮮半島 別名 ハルコガネバナなど。
●サラサモクレン(モクレン科) Magnolia ×Soulagiana

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