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| プラグ苗をちょっと大きめのセルに移植し、加温して養生 |
去年の秋から設置しているハンギング・バスケットを回収し「春のハンギング」へ交換。
3月のはじめに「プラグ苗」の形で斉藤農場からベゴニア・センパフローレンス、インパチェンス、ペチュニアを入手。その後、約ひと月作業場のハウスで加温。
ハンギング・バスケットに植えつけることができる大きさになったら器に植えつけることになります。
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| バスケットに植えつけられる大きさ、気温になったら、バスケットづくり |
その苗がハンギング・バスケットに使えるようになるのに約一か月。現在に至ります。
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| 穴を開けた壁掛け用の器に差し込むように植えつけ |
植えつけができ上がったものを2週間程度、作業場で養生。その後、順次出荷ということになります。
秋のバスケットと違い、春は寒さのコントロールが難しい。これまで、10年以上になりますが、未だに毎年、試行錯誤。ちょっとづつのベターを積み重ねている感じ。一気にベストとはいかない難しさがあります。毎年の気候、気温が一様ではないのです。
特に、植えつけ直後に傷むことがよくよくあります。
苗には環境の変化が大きすぎ過酷なのです。傷んだ苗を出さずにスムーズに作り上げるかがポイント。
そうしてようやく出荷にこぎつけたバスケット、一番の難しさは、「長い期間、花がたくさん咲いた状態」を維持すること。
短い間、例えば「2週間だけきれい」や「一つの種類だけ咲いている」ということなら、そんなに難しいことではありません。そうではなく、5月に交換して雨の多い6月を経て、暑い夏7月、8月をやり過ごし、11月末から12月はじめに交換をします。その間中ずっと花が咲いた状態を保ちます。その「長期間」が難しい。
バスケットづくりの合間に作業場の斜面で見つけたアケビ。9月~10月になかなか甘くて、おいしいをつけます。しかし、あちこち花を見る割には「実」のついたものを見つけることがないのは、それまでにカラスかキツネかタヌキかが、食べているってことでしょうか?
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| ミカンの房のようなものがついてるのが雄花、バナナの房のようなものがついてるほうが雌花 |
●ベゴニア・センパフローレンス(シュウカイドウ科)Begonia semperflorens ブラジル原産のものから交配作出
●インパチェンス(ツリフネソウ科)Impatiens walleriana
原産地 熱帯アフリカ
●ペチュニア(ナス科) Petunia × hybrida
原産地 南米
●アケビ(アケビ科) Akebia quinata
原産地 日本、中国




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