2018-05-08

松原市の「園芸講習会」

松原市で園芸の講習会を春と秋の年二回させてもらっている。
学校(大阪テクノ・ホルティ園芸専門学校)にもともとは依頼があってグリーンバスタとして独立してからも続いている。と、そのころから計算すると多分15年以上、もしかしたら20年近くさせていただいているかも、。

依頼のあった当初はずっとワンクルー50人。4,5年前からは30人/各回。一日に午後と午前とあるので60人/日。それを春、秋なので×2で年間120人。そうすると累計で少なく見積もって1800人。これってもしかしてすごい人数?
?ギネスもの? それは、言い過ぎか、、。

松原市は「バラ」を「市の植物」にしている。市役所の建物あちこちに、バラ。今年は他の植物同様、早く咲いて色も濃い感じ。
松原市庁舎 優しいピンク色のバラ、3分咲き程度


その市内にかなりの数の植物知り合いがいて、あちこちの庭やガレージ、ベランダに植物(植物アイディア)を届けていることになる。光栄です。
 毎回、作品は隣近所の人たちが見ることのできる場所においてもらうようにお願いをしている。評判のはず。
作業の仕方を参加者のひとが工夫(ポットを裏に向けて、「作業台」をつくっていた。)

 長く「講習会」を楽しんでもらっているコツというか、気をつけていることは「準備し過ぎないこと」と「何かしらの工夫」を参加者の方にしてもらうという点。

 どちらも、結局のところは参加された方が「自分で作り出す」ことの楽しさを体験してもらっていること。「しんどかったけど、面白かったなぁ。」という結果。
今回はガーベラを中心にペチュニア、インパチェンス、四つ葉のクローバーなどその他、豪華な植物を二段重ねの器に寄せ植え


 本当のことを言うと、「工夫」を凝らしてもらうために何かを「仕掛ける」のは、すんなり作ってもらうことより「下準備が面倒」。
 例えば、わざわざ「穴を開けて」そこに植物を差し込んでもらう。あるいは、紐を器に巻いて装飾をしてもらう為に、「紐を人数分、長さに切り分ける」。など、など。準備は本当に大変。

 「出し物」というか、何を講習会の題材にするかは悩むところ。これまでに様々なものを扱ってきた。「ハンギング・バスケット」や「寄せ植え」など定番のものから、秋には「クリスマス・リース」や昨年は「ミニ門松」など。

昨年と一緒じゃ、つまらないかな、とか、。本当は昨年と今年と受講する人が必ずしも同じではないので、「毎年 同じ内容でも、。」悪くはないはずですが、。そんな訳にもいかず、毎年頭を悩ますことになる。

 大変だけど、続けていられるのは、「大勢の前で話す」、「自分の考えたもの」をつくってもらう、そんなパフォーマンスは滅多にさせてもらえない。貴重な場としてとってもありがたいから。






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