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| 最近建てられたマンションの緑地帯に密植 |
樹木の足下を埋める植物をグランドカバープランツや単にグランドカバーという。
代表的なものはシバ。雑草が出ないようにぎっしりと覆うことで隙間を与えない。また、樹木の根を守る役割もある。
ヤブランと言うと、何となく固く和風で古風なイメージがする。でも学名は「リリオぺ」キジカクシ科。以前は大きなグループとしてユリ科に分類。なんてかわいい名前なんだ。もともと、日本に自生する植物なんで栽培も容易。
そのリリオぺが去年あたりからあちこちで目にするようになった。葉の緑だけのものがもともとはよく使われていたが、最近出回るのはもっぱら斑入り、遠目に涼しげ、軽やかに見える。
まちの植物、特に個人の家ではなくある程度公共性の高い建物の緑化植物は個人の思い入れが少ない分、急にあちこち使われることがある。仕入れ先がそんなに多くないから、
良くも悪くもあちこち、という感じ。
ただ、割と地味目な植物はある一定面積を占めることで、統一感が出るので、なかなか見ごたえがあるとは言える。
★ヤブラン(Liliope muscari) 原産地 日本、東アジア

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