2018-11-24

松原市緑化協会の秋の講習会2018

昨年好評だった「ミニ門松作り」を今年もすることに。現在準備中。

なかなか今どき「門松」を飾る家なんてないでしょう。そんな中、小さいけれどお正月の雰囲気十分の「ミニ門松」。案の定、定員を大きく上回る参加希望者があったようです。

準備が大変。タケをとらせてもらい、それを一定の長さに裁断。コンビネーションのよいもの3本を一組に。葉が出ていた「葉柄」の残りがじゃまになるので、それも丁寧に落とす。


マツもとらせてもらい、それを2本、バランスのよいもので組んでいく。手が松脂でべたべた、真っ黒になる。
今回のサンプルはこれ。
当日のものは器がもう少し大きくなる。

テクノ・ホルティの学校で、「園芸装飾」の授業があった。観葉植物のディスプレイをつくって関西空港の待ち合いスペースに飾らせてもらった。そんな中でフラワーデザインの先生から教えてもらったこと。作品は3つの要素。つまり、「構図-全体のバランス」、「色目-コントラスト、グラデーションなどものの立体感、厚みのようなもの」、そして「質感、テキスタイル-素材の手触り感、味わいのようなもの」と、自分の解釈と合わせて、そのように理解している。

「大きさ」-門松でこれは大事。小さくては「ハレの日」にはふさわしくない。かと言って、あまり大きくては持って帰ることができない。そのバランスが難しい。器とタケの高さの割合も重要。

「色目」-「紅-白」はお正月の色。そして、装飾は「金-銀」で。日本の色の出し方は「際立つ」つまり、それぞれの境目がくっきりしていることが重要。

そして最後は「テキスタイル」これは表現するのが一番難しい。門松の場合、器を覆う麻布の手触りや竹の表面のつややかさ、マツの葉の先の勢いよく尖った感などか、。

講習会本番はあと3、4日先。どんな作品に出会えるでしょう。


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