2019-01-19

ベトナム・ホーチミンの植物


 ベトナム・ホーチミンを旅行。

 これは市役所前のディスプレイ。赤いのはポインセチア。クリスマスのシンボルになってるのはどこの国も同じ。ただ、ポインセチアは本来、寒さが苦手な植物。日本では通常、出回る時期に屋外に出すと、霜が降りて傷んだり、もちろん雪の降るようなところではすぐにだめになってしまう。

 その後ろに植えられている黄色の花はキク(ポットマム)。これも面白い。ポインセチアが鉢植えされてることに違和感を感じるのとはまた違った意味で、暑さにあまり強くないキクが鉢植えされている。植栽のイメージの自由さと工夫を感じる。


 この日気温は32~34℃。雲が多く、日照があまりない分、温度の割りに涼しい感じ。

 下の写真、公園の中。インドボダイジュ。その幾重にも重なるように、流れるような幹が神秘的な印象を与える。お釈迦様がその下で悟りを開いた樹木として知られる。日本ではそのほんの一片、ひと枝を挿し木で根付かせて、「観葉植物」として出回ることもある。

 その他の観葉植物もそういうことがよくあるが、本来の姿、樹高、枝ぶりを見て、そのスケールの大きさ痛感する。



 

 ホーチミンは道路を横切れないまち。何台ものバイクが右から左、左から右と間断なく目の前を通る。まるで、早送りのフィルムを見ているように。

★ポインセチア(トウダイグサ科)  Euphorbia pulcherrima 原産地 メキシコ、中央アメリカ

★キク(キク科) Chrysanthemum×morifolium 原産地 中国
★インドボダイジュ (クワ科) Ficus religiosa 原産地 インド










fs

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