2019-01-31

古墳の前にロウバイ


  作業温室のある高安地区は「高安古墳群」(あるいは「高安千塚古墳群」)と呼ばれている。八尾のそれも、自分の生活する身近なところにそんなにたくさんの古墳があることを最近まで知らなかった。現存するものが200近くもあるらしい。知らなかった。 

  この辺りの植物の多彩でつやつやしていることも最近まで知らなかったこと、そして、古墳のこと。もうずいぶん長いこと生きているけど、「灯台もと暗し」。もっと身近なことからしっかり着目するべき、か。

愛宕塚(あたごづか)古墳。入口付近の樹木が昨年の台風で倒れ掛かっていて、立ち入り禁止になっている。
愛宕塚古墳の入口辺りにある、ロウバイ。
 ロウバイが咲いていた。古墳が荒れているその手前、ロウバイが4~5株ほどあるが、こちらも荒れている。今も「枝もの」として、出荷しているかどうかわからない畑。
 
 ロウバイは花の中心部分が茶色がかった赤紫。それに対して花全体が黄色いものを「ソシンロウバイ」という。そのつやつやした花びらの様子から「蝋梅」-蝋のような梅ということ。
 でも、そのぼんやりとした「黄色」が何とも、はかなさを感じさせられて、見ているとちょっと、さみしい感じになる。寒さのせいかも、。


★ロウバイ(ロウバイ科) Chimonanthus praecow 原産地 中国

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