雑草の中で「あれ、こんなにきれいな色してるのに、」と思うものひとつ。
調べてみるとレタスの仲間。すると、ちょっと茎を折ってみると「白い、液」がでてくるのか、。
そしてもう一つ。こちらは「ヨメナ」。ムラサキ色からちょっと薄めのムラサキ色の花。学名のアスターの名前で園芸植物としても出回っている。
| ヨメナ。やさしい紫色が可憐な印象。 |
| アキノゲシ。こちらはボーイッシュなクリーム色。 |
どちらも、キク科特有の「頭状花」のスタイル。
漫画なんかで、子どもが「すき、きらい。すき、きらい」とか言いながら花びらを一枚づつちぎっていく。
秋は「キク」の季節といえる。日が短くなって、夜温が下がると花をつけ始めるものが多い。キクを昔ながらの仕立て方をして競う「菊花展」や、「菊人形」に代表される。
でも、こんなの若者には、、、何の興味もないのか、忘れさられようとしているようにも、、
という、私自身も「菊花展」の仕様や、子どものころ、見に行った「菊人形」のおどろおどろした感じに、「軽さ」や「楽しさ」のようなものは感じなかったな。ピクニックに行って「キクの花」という感じではない。
秋の終わり、収穫が終わって一年が終わろうとしている。そんな、「終了感」が漂うのかも。でも、マーガレットやカモミールなんかも、正真正銘キク科の仲間。何が違うのだろう。
夕焼けのオレンジ色に、赤とんぼが飛んで、銀色に光るススキや黄金色の稲穂とともに、ゆらゆらのキク。
アキノゲシ(キク科) Lactuca indica 原産地 東南アジア
ヨメナ(キク科) Aster yomena 原産地 日本
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