2018-02-27

ウメ登場

ウメが咲き出しました。庭から外の様子をそろりと、うかがうみたいに、まちに溶け込むように。遠慮がちに春の先取り。モノトーンの景色がそこだけスプレーをかけたみたいに華やいでいる。大人の苦味のあるピンク色。猩々緋 (しょうじょうひ)
ちょっとグレーの濃い木肌にくっつくように咲く



ウメの花びらは基本的には5枚。バラ科の特徴を持っています。しかし、まち中で見るものはそれを改良してダブルや八重のフリフリした花びらを持つものが多いです。

5枚の花びらが基本。ただし、改良されてダブルも八重も。

「ウメ焼き」という蒲鉾の仲間があります。そのウメ焼きは5枚の花びらの先を丸く。けっこう忠実に再現している。これがサクラだと花弁の先が「先割れスプーン」のように、「サクラクレパス」のロゴマークのように、割れている。ウメとサクラを見分けるときのポイントのひとつ。

今後、ジンチョウゲが咲き、これからひと月、3月の終わりにかけて、
ハクモクレン、コブシ、モモ、サンシュユ、ユキヤナギ、レンギョウ。そして真打ちサクラ(ソメイヨシノ)の登場で春爛漫。クライマックスを迎えます。信貴山の山裾がめくるめく「信貴山花絵巻」のように。

いよいよ、仕事も「春の繁忙期」。忙しくなってきました。



ウメ バラ科 Prunus mume(梅) 原産地 中国



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