去年の9月初め、大阪を含め近畿地方のあちこちで台風による倒木の被害が出ました。あれから一年、今度は関東、千葉県です。倒木だけでなく、山道を通っていると、山肌がずるずると削れるというか、「ひっかき、取られる」というか、土壌表面が流亡しているのを見ることがよくあります。植林された山の樹木は人為的に同じものを高密度に植えてあるので、それをそのまま、間引くなり、枝を払うなどのメンテナンスをしないと、ひ弱な根しか張らず、大雨や強風で一度に流されるようなことが起こりえるのです。これはもちろん、奈良県の山間地方や和歌山県だけがそうではもちろんありません。日本のいたるところで起こっているはずです。
一方、この大木、玉置神社の「大杉」。「大杉」(おおすぎ)なのか(おおきすぎ)なのかは意見のわかれるところ?
樹高は4階建てのビルぐらいか、まちの中で「切り忘れた樹木」が時々そのぐらいの高さをしているものはあるが、「幹回り15m」はさすがにまちの中では見ることはない。周囲の樹木を払い、余分な枝うちをして、十分な生育環境を整えたうえで、こんなに大きく育ってくれる。
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| 奈良県で一番、幹回りの大きな樹木。 |

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