2020-07-08

今度はネムノキの出番

まちの中の足下の雑草が毎年、主役の植物が変わるように、山の植物も同じことか、。
もちろん、山の樹木が次々と入れ替わるわけではない。でも、主役は変わる。

今年はあちこちでネムノキの花が満開に咲く。それも、その数が多い。この5年間、いや、いくら気にかけてなかったとはいえ、これだけネムノキの大木が花をつけて、遠目にも山の端が淡いピンクに彩られるとそれは、「いつもとは違う。」と考えざるを得ない。

去年はハナミズキの仲間の「ミズキ」がハナミズキと同じような、その独特な階段状に枝を出すようなスタイルで山の中腹を独占していたが、、。今年は去年のようにたくさんのミズキを見ることはなかった。

人間の寿命は今は80歳半ばぐらいか、。それぞれの種に固有の寿命がある。寿命というか「生命のサイクル」。たくさん花をつける時期がその種の「最盛期」「クライマックス」といえるかどうかは、わからないが、人間でも、「最盛期」はあるのか?何をもって「最盛期」といえるかはわからないが。

その固有のサイクルが隣り合う生物と干渉しながら、全体を形作るということか、「調和」ハーモニーとはどういう状態か、。きれいに人間が見た目で「整然としている。」そんなことは関係ない。多分、固定的なものではなくて流動的、右から左、上から下、また、それの反対も。そうして、青い星はできている。





ネムノキ(マメ科 ネムノキ属) Albizia julibrissin 原産地 日本(東北以西)、中国、朝鮮半島、イラン、アフガニスタン.


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