知床を訪問。あちこちで「フキ」を見る。
以前、ずっと昔30年前に訪問したことがあり、今回で2回目。
以前旅行した時は自転車。雨が降って来て、その辺りにあった大きなフキ(2mぐらいあったかも)を傘代わりにしたことを覚えている。その時からずっと、あれは「トトロがバス停でさつきと待つ間雨をしのぐのに使った植物だ」とばかり、思っていた。
それで、今回調べてみた。違う。トトロが頭に置いてるのは「サトイモの葉」。
それでも、しっかり見てみると北海道の「フキ」の大きさを考えると、「雨をしのぐ傘」としては絶対に「サトイモの葉」よりも「フキ」のほうが、優れている。
調べてみるとそれは北海道の足寄近くでとれる「ラワンブキ」と呼ぶそうだ。今回はそんな並外れて大きなものはなかったが、道路の端にいたるところに生えていた。
知床で想像もしてなかった、「クマ」に遭遇。(写真中央、茶色の毛をした、川の中をサケを物色。)このクマがフキを食べるという。人が生活するゾーンと動物(ヒグマ)が生息するゾーンを分けることが大切。時に、そのゾーンが壊れると悲劇が起こる。そういうことを回避するために、境界を明らかにするために、「草刈り」(フキの生えるゾーン)をすることが大切とあった。クマもフキを食べるんだ。(遭遇したのは車の中、ここでは襲われないと思っていても怖かった。ガードレールを挟んで、10~15mぐらいか。)
フキ(Petasites japonicus)キク科 フキ属 原産地 日本

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